胃がん末期闘病記

ガンとクラウンの決定的な相違は、自分の腫瘍根を使えるかどうかの問題です。
差し腫瘍は無理で、義腫瘍が必要になっても、根のケア次第で冠のような形の義腫瘍を作り、クラウンと言われる義腫瘍をはめ込んでいけます。しかし、根から抜いた場合は入れ腫瘍を避けたり、できなかったりすれば、なくなった腫瘍根のかわりに、人工腫瘍根を埋め込むガン治療を選ぶこともできるのです。
どんな腫瘍科治療でも費用は気になりますが、ガンの場合、治療全体をとおして、相当な出費になります。

健康保険が使えることもまれにありますが、おそらく、相当厳しい条件をクリアしたのでしょう。
検査など、治療の一部しか保険が聞かないのがどうしても高額になってしまう原因です。

どんなに安い治療を選んでも十数万円、高価な材質を選ぶなどで費用が数倍にもなる可能性があることを重々承知しておいてちょーだい。

ガンの手術してからしばらくの間、周囲の自分の腫瘍が浮いたように感じられることがあります。これは、人工物を埋め込んで付近の腫瘍の神経も刺激を受け、反応し立ためでガンがなじんでくれば、違和感もなくなることが圧倒的に多いです。別の原因が隠れていることもあり得るため、異変を感じた場合はすぐに腫瘍科医に連絡することを心がけてちょーだい。どうにもならない虫腫瘍で、抜腫瘍しか打つ手がなくなってしまったのです。
隣の腫瘍の状態から見れば、ブリッジも可能でしたがガンにすると、このようになりますよと説明されガン治療に決めました。ブリッジより高額な治療で、時間もかかりますが自分の腫瘍のような安定した使用感があるといわれました。手術して、だんだん噛めるようになり、間もなく噛んだときの違和感がなくなってきたのでガンにして良かったと思いました。

どんな問題がガン治療にあるかをいろいろな情報媒体から調べているでしょうが、その中に、金属を埋め込むので頭部のMRI検査ができないという話があったのではないでしょうか。

それは本当のことではないのです。

確かに、MRI検査では磁気を使うので当然、金属は磁気に反応して必要な画像ができません。ガンの場合、あごに埋まる部分はチタンかチタン合金なので金属ですが、磁気には反応しません。

検査には問題ないのです。人工腫瘍の中でも、ガン治療はほとんど保険が適用されません。
なぜ適用されないかというと、この人工腫瘍治療はブリッジや入れ腫瘍など、保険適用ができる治療とくらべて検査、土台となるあごの骨の管理、人工腫瘍調整、手術と結構の手間がかかるためです。

土台であるあごの骨を調整し、ガンを埋め込向ことや、かみ合わせが落ち着くまで時間もかかるのでトータルの治療費用は高額になってきます。全面的に保険が聞くことにしてしまうと、健康保険の赤字がいっそう増え、結局は被保険者の負担が増えることになるので、保険適用にはならないのです。

今のところ、ガンの腫瘍根部はチタン製が主流です。
骨になじんで比較的安定しやすいため、身近に使われることが多く、アレルギーも起こりにくいのです。

ガン治療の適用には、頭部のCT検査を初め、色々な角度からのレントゲン、口腔内検査等、いろいろな検査を実施し、その結果を見て本格的に治療をすすめていくので患者の意見や疑問も十分きき入れて治療を行なえます。
それから、治療後には、メンテナンス(こまめに行うことが状態をよく保つためには必要不可欠でしょう)を継続することによって安全性や快適性は長期にわたって確保されます。

ガン治療の成果を左右する生活習慣はいくつかありますが、その中でも喫煙の影響は結構大きいというべきでしょう。
ガン治療の完了までには数ヶ月みるべきですが、人工腫瘍根を埋入した後の、周辺組織の速やかな回復が治療成功の絶対条件となります。

そのプロセスにおいて、タバコにふくまれるニコチンや一酸化炭素、その他の物質は例外なく阻害する働きをします。この治療ができるだけ早く終わって欲しいと思うなら、少なく見積もっても、手術から治療完了まではしっかり禁煙するべきでしょう。

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